| YAMAKI Y70D 1979年頃(231101) |
遂にキタ、Y70D。
ヤマキがダイオンを通じてOEM供給していたワッシュバーンのヤマキ版最上位モデル。
型番のとおり当時7万円で1年足らずの間だけ作られていたようだ。
ご存知のとおりワッシュバーンにはこの上位モデルと思われるD66SWがある。D66SWにあるアバロンヘッドインレイ、エボニー指板、ブリッジではないものの、ネック、ボディ周りのメイプルウッドバインディング、塗り込みウッドピックガード、木象嵌ポジションマークなどは健在で、普通のマーチンコピーギターとは一線を画す。えぞ松のトップにローズウッドサイドバックはどれも単板で、内部は湿気防止の為の塗装と木とテープによる割れ止め、ブレーシングにはスキャロップが施されている。仕様からして驚く程の低価格だと思う。
ギターを再開した当時は、この言葉に困惑し自分で安々とは使わないようにしよう、と思っていたものだが、あえて使おう。激鳴りである。スキャロップのせいで長いサスティンがギターの内部を回ってしまっている感もないではないが、軽いタッチでも大きな音を出す。中音が若干弱いもののバランスも悪くないと思う。
この個体は程度が良くキズらしきものがほとんど見あたらない。ニアミントに近い状態だと思う。ユーザー登録用のはがき付きタグとペグ調整用のレンチ、説明書も残っている。ローズのドレッドノートはこの一台で十分と思わせる。数が少ない上に7万円でこの仕様と音。オークションや中古市場になかなか出てこないはずだ。
YAMAKI解体新書−私のヤマキ
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