| YAMAKI YOO21/A 1978年頃(231116) |
ヤマキのCUSTOM ORDER SERIES、Y-OO21/A。
マーチンのOO-21のコピーモデルである。文字通り注文生産のギターで、流通量は大変少ないと思われる。
今でこそ人気があるが、当時はOOOスタイルのフォークタイプ、ましてやOOサイズは人気がなくかっこいいと思われていなかったように思う。そんな時代になぜこのスタイルのオーダーシリーズを作ったのか。不思議ではあるが、採算は別にしてドレッドノート以前のスタイルも手掛けてみたい、というヤマキの心意気が感じられる。
トップはえぞ松でサイド・バックはローズウッドのオール単板。12フレットジョイントのネックはマホガニー、指板とブリッジにはローズウッドが使われている。スケールは640mmで標準弦にはミディアムゲージが選ばれていたようだ。この固体にはブラスピンが使われているが、実際には違ったと思う。
ボディサイズからは考えられないほど低音の音量がある。木製の音。深い音。ジメっとした音。何と表現したら一番いいのかわからないが、他のヤマキとは違う音だ。マーチンのOO-21を弾いたことがないので、本家をどれだけコピーできているのかはわからないが、とにかく特徴のある音で、好きな音である。
CUSTOM ORDER SERIESの製作にはJUMBOギターの田原楽器が関係していた、という噂もあるのだが、真相はわからない。いずれにしろ大変貴重で良いギターであることは間違いない。
YAMAKI解体新書 カタログ資料
YAMAKI解体新書 私のヤマキ Y-OO21 |
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